【AWS】SESの秒間の送信制限の引き上げ申請

今回はAWS SES(Simple Email Service)の秒間のメール送信件数の制限引き上げの方法について作業メモを残します。メールを活用するようなサービス開発をされている場合はいつか通る道だと思うので是非参考にしてください。

前提

  • SESのサンドボックス状態は解除済み

Service Quotas

SESに限らず、AWSにおける制限の緩和はService Quotasのコンソールから申請することができます。 Service Quotasの画面を開き、【AWSのサービス】を開くとAWSの各種サービスが表示されます。 その中からSESを選択しましょう。

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SESの現在の制限を確認

そのままSESをクリックすると下記のような表示になるかと思います。

service-quotas2

これが現在の制限値になります。 今回は秒間の送信数であるSending rateを引き上げたいため、こちらをクリックします。

Sending rateの引き上げ

Sending rateの詳細画面に移ったら、【クォータの引き上げをリクエスト】を押下します。

service-quotas3

すると下記のような画面が出るので、引き上げたい値を入力して【リクエスト】を押下します。

service-quotas4

これで申請は完了です。 あとはAWS側からの回答待ちとなり、問題なく申請が通れば引き上げた上限で利用することができます。

まとめ

今回はService QuotasからSESの秒間の送信件数の引き上げリクエスト方法について作業メモを紹介しました。

SESに限らずクォータ制限のあるサービスを利用している場合には、サービスの拡大に伴って申請するような機会がいずれはあるかと思います。

特段面倒臭いフォーム入力もなかったのでリクエスト自体は気軽に出せそうですが、勿論大きすぎる値だと通りにくい等はあると思うので、適切な値を設定するようにしましょう。

今回の内容が役立ちましたら幸いです。

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