普段はもっぱらReactを使っていますが、最近Vueを使う機会がありました。 その際のセットアップからプロジェクトを実行して動かすまでの手順をまとめたので記事にしたいと思います。 ReactでTypescriptを使うことが多かったので、VueでもTypescriptでプロジェクトを作成しました。
Node
インストール済まずはCLI
をインストールします。
Vue
用のコマンドランツールで、React
でいうところのcreate-react-app
のようなものです。
yarn global add @vue/cli
--version
コマンドを実行してインストールされているか確認します。
vue --version
下記のようにバージョンが表示されていればOKです。
@vue/cli 4.5.7
HTTP_PROXY
などの環境変数にプロキシ設定を通しておきましょう。
create
コマンドでプロジェクトを新規作成します。
vue create ts_vue_app
下記のようにv2
系を使うかv3
系を使うかを聞かれます。
先にオプションで使用する機能を選びたいので、ここではどちらも選ばずに、[Manually select features]
を選びます。
すると使用する機能を聞かれるので、Typescript
とRouter
を選びましょう。
改めてv2
系かv3
系かを聞かれます。
v3
系を選びましょう。
class-style
を使うかを聞かれます。
使用するのでy
と入力しましょう。
※以降もいろいろ聞かれますが、全てデフォルトにしました。
続けてyarn
かnpm
のどちらを使うかを聞かれます。
こちらはyarn
を選択します。
しばらく待つとプロジェクトが作成されます。
VSCode
で開いてみます。
また、yarn install
でモジュール一式をインストールしましょう。
cd ts_vue_app && code ./
Vue
開発におけるオススメの拡張機能は以下の通りです。
シンタックスハイライトやスニペット等、Vue
における開発に必要な機能が一式揃っています。
カスタマイズも効きやすいので、以下の公式ドキュメントを一読することをオススメします。
インストールは下記コマンドで行います。
code --install-extension octref.vetur
次に、作成したプロジェクトを動かします。 まずはモジュール一式をインストールしましょう。
yarn install
それでは早速実行してみましょう。
実行はyarn serve
で行います。
yarn serve
成功した場合はlocalhost:8080
で下記画面が表示されます。
src/components
やsrc/views
以下のファイルが描画に関わるファイルなのでこれらを変更してみましょう。
React
と同じようにホットリロードがかかるので、変更内容が即時反映されます。
今回はVue
+Typescript
の環境構築手順と、オススメのVSCode
拡張についてご紹介しました。
React
に慣れた方だと特に.vue
ファイルの記法が取っつきにくいように感じるかもしれません。
細かい記法や、ライブラリの紹介についてはまた後の機会としたいと思います。