モックサーバ作成に最適なjson-serverのセットアップ

モックサーバを作る時、普段はswaggerを用いていたのですが、より簡易的なモックを作るならjson-serverを使用した方が便利だと知りました。 今回はjson-serverのセットアップ方法についてご紹介します。

前提条件

  • nodeインストール済

json-serverとは

NodeJSベースのライブラリです。 jsonREST APIのモックサーバを立てることができます。 巷では30秒でノーコーディングでサーバを立てられるなんて触れ込みで紹介されてたりします。

インストール

npm install -g json-server

サンプルデータの作成

下記のJSONを作成します。

{
  "hoge": [
    {
      "id": 0,
      "value": "HOGE"
    },
    {
      "id": 1,
      "value": "FUGA"
    },
    {
      "id": 2,
      "value": "PIYO"
    }
  ]
}

起動

npx json-server --watch hoge.json

localhost:3000でサーバが立ち上がります。

json-server1

さらにlocalhost:3000/hogeにアクセスしてみると・・・

json-server2

先ほどのhoge.jsonで指定した内容が表示されます。 localhost:3000/hoge/{id}で別個のデータを取得できますし、POSTすることでデータの追加も行うことができます。

まとめ

今回はjson-serverを用いた簡単なモックサーバのセットアップ方法を紹介しました。 認証や複雑なクエリが絡むリクエストには対応できませんが、モックとして簡単に作成する分には十分だと思います。

SNSでシェアする