Gitlabでテンプレートプロジェクトを使う

今回はGitlabでテンプレートプロジェクトを作成する方法を紹介します。 本家であるGitHubにはテンプレート機能というものがあるため簡単にできますが、Gitlabでは少し工夫が必要です。

前提条件

  • gitlab導入済み(記事中のバージョンは12.2.4)

テンプレートのプロジェクトを作成

テンプレートとなるプロジェクトを作成します。 通常通りプロジェクトを作成しますが、注意点としてVisibility Levelpublicにしておく必要があります。

gitlab_1

作成後は、プロジェクトのURL(http:xxxxx/xxxxx/xxxxx.git)をコピーしておくきます。

テンプレートを用いてプロジェクトを作成

プロジェクト作成画面のタブからImport ProjectからRepo by URLを選択します(デフォルトはBlank Projectとなっている)。

gitlab_2

先ほどコピーしたテンプレートプロジェクトのURLをGit リポジトリ URLに貼り付けて作成します。 ※以降の入力項目については、通常通りプロジェクトを作成する場合と同じ。

gitlab_3

備考

  • 内部的にはcloneしてきているだけのようなので、異なる環境のgitlabからも参照できるようです
  • テンプレート元となるプロジェクトのコミットログも引き継いでしまうので、完全に初期化したい場合は.gitをいったん削除する必要があります。

まとめ

今回はgitlabでテンプレートプロジェクトを作成する方法を紹介しました。 本家であるgithubのテンプレート機能には及ばない印象ですが、それでもゼロからプロジェクトを作るよりは随分と作業が短縮できると思います。

SNSでシェアする