ReactNatveで作成したアプリをストアリリースすることになった場合、BundleIDやPackageNameを変える必要があります(それぞれiOS,Androidのアプリの一意な識別子とアプリ名です)。 しかし、せっかくReactNativeを使ってネイティブのモジュールを変更せずに済んでいるので、BundleIDとPackageNameを変更する場合も同じようにしたいですよね。 そこで今回は、react-native-ci-toolsを使ってコマンド一発でBundleIDとPackageNameを変更できるようにします。
ReactNative
のプロジェクト作成済react-native-ci-tools
をインストールします。
グローバルに入れておくと後々使いやすいです。
npm i -g react-native-ci-tools
任意のReactNative
プロジェクトのルートでreact-native-ci-tools bundle
コマンドを実行。
最初に指定するのがBundleID
で2つ目がPackageName
です。
react-native-ci-tools bundle "nekoniki.app" "ネコニキのアプリ"
これで識別子およびアプリ名が一括で変更できました。
補足
iOS
とAndroid
でそれぞれ異なる識別子、アプリ名を使いたいことがあると思います。
その場合は先のコマンドにオプションを指定することで任意のプラットフォームのみ変更することが可能です。
iOS
は-i
を、Android
は-a
を付けます。
react-native-ci-tools bundle -i "nekoniki.ios.app" "ネコニキのアプリ(iOS版)"
今回はreact-native-ci-tools
を使ってBundleID
とPackageName
を一括変換する方法を紹介しました。
アプリのリリース段階にならないと行わない作業のため、つい何をするか忘れがちです。
そんな時にコマンドひとつで一括変換できるのはとても便利なので、是非オススメです!